Beckの新作『The Information』を聴いたよ。


最近の作品のなかではいちばん好きかも。
WHY?+Pavementみたいな? 折衷を繰り返して来た果てに一周廻ってすごくシンプルになってきているような。
とりあえず『グエロ』みたいな“00年代に聴く『オデレイ』”みたいな古臭さはなし。
ようやく「フィクションとしてのブラック・ミュージック/ルーツ・ミュージックを敢えてやる、ことの真新しさ」みたいな呪縛から解き放たれてきているような。
音もメロディも「重く」なくて気持ちいいしね。
まあ、いよいよBeckも趣味の世界に入ったな、って感じもしなくもないけど。