マキシマム・ジョイのシングル集が発売

意識的にロック様式の解体を試みたかのような自由で実験的なアルバム『Y(最後の警告) 』で、当時の音楽シーンに一大センセーションを巻き起こした、英ニューウェイヴ/ポスト・パンクを代表するバンド、ザ・ポップ・グループ。そのバンドのギタリストであったジョン・ワディントン(John Waddington)と、ベーシストのダン・カトゥシス(Dan Catsist)がバンド解散後に結成した、マキシマム・ジョイMaximum Joy)のシングル曲などを集めたアルバム『Unlimited 1979-1983』がリリースされます!
マキシマム・ジョイは、後のブリストル勢にも大きな影響をもたらす、ダブ、レゲエ、ソウル、ファンク、ジャズなどのエッセンスが入り混じったサウンドが特徴的なバンド。エイドリアン・シャーウッド、デニス・ポーヴェル、ネリー・フーバーらも彼らの作品に参加しており、ダブ・サウンドをバックにソウルフルなヴァーカルが絡む“ブリストルサウンドの元祖”とも言える作風は、今聴いても新鮮なものです。現在では彼らが残した作品のすべてが廃盤状態となっていただけに、今回のリリースはファンには朗報のはず。リリースはUS盤が11月8日に、UK盤が10月31日に予定されています