電通が軟調、一部メディアがテレビ局の都合で試合時間が決定されたと報道

テクノバーン】(6/19 12:43)電通 (4324) が一時、前日比6000円安(1.83%)の32万1000円まで下落して、反落している。
前日18日に行われたサッカーワールドカップの日本―クロワアチア戦が0−0の引き分けとなり、1次リーグ敗退の危機が鮮明化してきたことを受けて、最大手広告代理店としてビジネスチャンスの損失の可能性が高まってきたことが懸念要因となっている。
これとは別にインターネット上ではジーコ監督が放送局側の都合で試合時間が昼間の暑い時間帯に決められたと発言したといったうわさがインターネット上で広がっていることも放送権の取得を行った同社の株価に少なからず影響を与えているようだ。
このうわさの元は今のところ確認されていないが、ライブドアニュースは18日、他の報道機関から配信された記事ではなくライブドア自身が取材した記事のなかで「(ジーコ監督は)『残念ながら、テレビ局の都合もあり、この時間にやらざる得なかった。この暑さの中では日本のスタイルが出せなかった』と、不満を漏らしていた」と報道していた。
電通消費者研究センターが事前に行った予測調査ではワールドカップの経済効果は波及効果を合わせると4759億円、日本が決勝リーグに進出した場合には更に330億円の支出押し上げ効果があると見込んでいた。